養殖場

個人のブログです。あくまで個人。

ラグなんとかしたい人そのに

前回はこちら

laminariaceae.hatenadiary.jp

 

ネット対戦のラグは、回線の見直しでかなり改善されます。

 

それでも何かラグっぽいものを感じる、あるいは大規模な大会に参加すると違和感がある気がする…

 

このへんもよく聞く話なので、もしまだ詰めたい人は詰めましょうね

 

 

3.モニターを良さげなやつに替える

格ゲーを家庭用民生テレビにつないで遊ぶのはおススメしないです。

 

〇〇カメラや△△デンキのTVコーナーでは4K映画が超高画質、大迫力でデモ流してるのを見たことはあるかと思います。

 

TVは発色こそキレイですが、正直格ゲーに美しさはあまり求められません。むしろ発色が良すぎると目が疲れるかもです。

また、キレイに映すには映像信号に対してそれなりの内部処理を掛けていたりするので、ラグが発生するポイントになります。

 

PC用モニターも発色優先の高いモデルがあったりしますが、もし購入するなら反応速度を第一に考えましょう。

 

ではモニターの選ぶ基準について。例として、BenQという台湾メーカーの『RL2460(S)』を挙げます。

zowie.benq.com

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国内外の大会においても使用率が高く、格ゲーモニターとしてロングセラー商品になっています。自分も使ってます。レッツゴージャスティーンで有名なジャスティンが開発に関わっており、ジャスティンモニターと呼ばれることも。

”S”がついているモデルはマイナーチェンジ版ですが、基本性能はほぼ同じです。

 

公式サイトにスペック表が記載されてますが、格ゲー用モニターなら印をつけた3点さえ抑えれば多分大丈夫

 

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解像度:1920✕1080 液晶画面の細かさを表しますが、俗に言うフルHDです。格ゲーならこれで十分、というかこれ以上あっても無駄

 

後半75Hz~の欄は、秒間に何回画像を切り替えられるかと考えてください。格ゲー以外のゲーム(FPS等)ではこの数字が多ければヌルヌル動く!と好評ですが、こちらについても格ゲーは一部の例外を除き秒間60枚が基準として作られているので、多くても意味がないです。

 

そもそもPS4は60Hzまでしか信号が出せないので、PCでゲームをする用途が無ければ60あれば問題ないです。

 

応答速度:この数字が少なければ少ないほど、画面の反応が速い≒ラグが少ない、となります。モニターにおいて一番大事な欄じゃないかな

個人的には5msを切れば十分だと思いますが、PCモニターでもゲーム用でないものは大きめの数字になっているの場合があるのでで気を付けましょう。

 

入出力端子:HDMI端子があればいいです。

 

 

アマゾンで「ゲーミングモニター」あたりのワード検索するとかなり引っ掛かります。前回紹介したSSDと違い、モニターはそこまで怪しいメーカーはないように感じるので、タイムセールなどで安いのを探しましょう。

 

もうちょっと拘りたい人は、そこそこの規模がある大会の配信をみるのもアリかもしれません。

例として挙げたBenQのように、モニター会社が提供・スポンサー枠に就いていることも多く、大会公式モニターとして試合の合間にCMが流れたりします。その情報を基にトーナメント環境に近い機種を選ぶ意識高いムーブもおススメです。

 

 

 4.アケコンを新しいモデルにする

 

結論から書きますと、どれ買ってもラグはぶっちゃけ大差ないです。

遅延が騒がれたのはPS3からPS4頭までかけてのアケコンであり、現在はメーカー側も反応速度の良し悪しが売れ行きに影響すると把握しているので、ほぼ煮詰まるところまで来た状態です。発売後もファームウェアが更新されることもあり、速度がさらに改善されているケースもあります。(Obsidian、旧Panthera)

 

また、遅延自体も回線やモニターに比べると微々たる差であり、掛けたコストに比べて

見返りがそこまで無いかもしれません。

 

が、それではこの記事を書いた意味がないので…割とアケコンの中でもコスパがよさそうなものを2つ

 

 

QANBA Drone

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ドローン。大体1万ちょいで買える。タッチパッドとイヤホンジャックはありませんが、それ以外は機能そろってます。安いくせに遅延も少なく、これを好んで使うプロも実はそこそこいます。

欠点は2万以上の高級アケコンに多い三和電子部品(ゲーセンでよく使われてる部品)ではなく、それと互換性のあるオリジナルボタンとレバーであること。あと軽すぎるという声も。

ただ元が安いので、三和の部品を買って改造してもまだ高級アケコンよりお得。

 

 

RAZER Panthera EVO

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パンテラエボ。発売当時、反応速度以外は前作のPantheraから劣化しておりその癖値段はちょっとだけ値上げで、俺のようなオタクには酷評だったアケコンです。

 

なぜここで紹介したのかと言えば、先日値下げが始まったからです。

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3万超えてたアケコンがここまで値切られるってあんま聞かないです。

こちらの機種の特徴としてはRAZERオリジナルのボタンがついており、三和製に似せた操作感で長寿命(らしい)という点。レバーの方は三和製で、多少面倒ではありますが天板のイラストをオリジナルのものに変えることができる機種です。

欠点…はやはり前回のパンテラと比べてしまうと、メンテがやりにくい(多分Droneのほうがやりやすい)のと初期不良個体がたまにある点。まぁ初期不良は買った店に言えば大体良品に交換してくれます。

あと、なんだかんだでRazerのデザインはカッコいいので使ってればドヤれると思います。

 

 余談ですが、トーナメント参加を視野に入れるならSIEのライセンス認証がきちんと取れている機種でリスク回避しましょう。

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このマークがついてるモノ買っとけばトラブル少ないです。大会規約によってはライセンス品以外のアケコン禁止だったりもするので…

 

 

 

 

ラグについて書くつもりが無駄に長くなりました。ごめんて。

悩んでいるプレイヤーの参考になれば幸いです

冒頭にも書きましたが間違いなどがあれば指摘お願いします…

 

質問意見クレームはTwitter、@kmbmoonまで

 

 

 

 

ラグ何とかしたい人そのいち

ウン十年生きた中で、初めてのブログ書きます

 

ストVあたりを境に鉄拳、BBTAG、サムスピなど最近の格ゲーは家庭用

(コンシューマー機)が先行し、ゲーセンVerとして後々稼働というのが増えてきた印象です。

なので一昔前のようにアーケードが主戦場、家庭用はトレモやストモ用といった空気から、家庭用がメインの時代になりました。

いちゲーセン勢としては寂しいけれど別の話ぽくなるのでヤメ

 

 

家庭用でゲームするにあたり、定期的に話題になる”ラグ”について

 

当たり前の事ですが家庭用ゲーム機で遊ぶのはゲーセンと違い、人によって

環境が全く異なります。

そしてプレイヤー層自体も、とりあえず触りたいライトユーザーから毎日数時間対戦するガチ勢まで様々

 

かなり極端な例ですが、PS4であれば適当なHDMIがつながるテレビと、Wifi回線があれば対戦できます。

「とりあえず」ならそれでもOKかもしれませんが、コンボを落とす、崩しが見えないのは段々とストレスに感じてくるはずです。できるなら少しでもストレスが溜まらない環境で遊びたいところ

 

自分なりに調べたり実践したラグ改善方法をまとめました。同じことを実践してる人も相当数いるはずなので、これから対策したい人向けって感じです。

 

なお俺は専門家でも何でもないただのデブなので、間違ってたらごめんなさい指摘して…

 

 

1.インターネット回線の品質

 

一番大事なのはこれ、とりあえず今のネット環境を測定サイトでさっくり見てみましょう。

よく使われるのが↓っぽい

https://www.speedtest.net/ja

 

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これは自分の回線

ダウンロード、アップロードの速度も重要ですが、黄色で囲ったPingという場所も大事

サーバーからの応答時間を示し、この数字が少なければ少ないほどレスポンスがいいらしいです。

理論上ゼロになることはないですが、ここが100とか超えてしまうともっさりしたりカクついたりすることがある気がします。

 

んで自分も昔それはそれはラグが酷かったワケですが、

IPv4回線からIPv6対応回線に切り替えを申し込む

ルーターIPv6プラス対応の機種に交換する

このふたつでかなり改善されました。

 

①は契約プロバイダに確認してみましょう。

IPv4IPv6の技術的な話をするとクッソ長くなるし、正確な情報を伝えられる自信もないので割愛しますが、

超ザックリ言えば人がたくさん居て混雑してる回線から、そこまで混みあってない回線に切り替えるもの

人混みの中よりも人が余りいないところを歩くほうが、目的地に早く着くと考えたらわかりやすいと思います。

 

工事もいらない場合が多く、自分はドコモ光So-net契約でしたが電話一本で完結

ネット回線を契約してから何年か経っているところは確認したほうがいいっすね。

 

②のルーターは運よく某人物から譲って頂いたのでお金はかかっていませんが、正直買ったとしてもそんな高くないです。

ちなみに下記リンクのものですが、実売価格はもう少し安いかと

www.iodata.jpプロバイダから対応ルーターをレンタルできるところもあるようです。

間違えてはいけないのが、IPv6【プラス】対応のものでなければ回線品質向上のメリットはあまり受けられません。(正直俺は知らずに一度別のもの買って後悔しました)

 

尚、ADSLとケーブルテレビ回線は別に専用の回線契約しましょう…それしかないと思う…

 

 

2.PS4(Pro)のSSD換装

これは主に対戦時以外のことに繋がりますが、ラグといえばラグと言っていいかと

 

てか、そのうちブログとか初めたらチラチラ書こうかなーって思ってた内容ですが

ゴジラインのコイチさんがこれ以上ないくらいワカりやすい記事を挙げてました。

流石。

goziline.com

対戦画面に入ってしまえば関係ない部分と言ってしまえばそうなんですが、

ストVギルティ鉄拳ゴボあたりのグラフィックが重いゲームで、対戦前デモに対して「早く終われよ…」とイライラしたことは少なからずあると思います。

SSDはここ数か月で何故かアホみたいに値下げしたので、対費用効果は絶大

 格ゲーメインなら500GBもあれば十分かと

 

また、補足説明としてPS4SSDに交換しても保証が切れないというポイントがあります。

一度でも改造したなら壊れても知らねぇよ!って言われることも(多分)ないので安心して交換しましょう。やっぱ天下のソニー様ってワケ

 

ちなみにSSDの同じ容量での値段差≒耐久性と捉えて大丈夫ですが…

・セーブデータはクラウドにバックアップされる

・PCほどハードな使われ方をしない、

・そもそも元から内蔵されてるハードディスクよりSSDは壊れにくい

以上の3点から、Amazonうさんくさい中華メーカーでなければそんな高いモデルでなくてもいいでしょう、というのが自分の考えです。

近場であれば俺が作業してもいいです。

 

 

 

長くなったんでつづきはそのうち